九月に入り、多少はマシになったものの暑さは続いております。
こんな残暑厳しい季節には、涼しげな森でゆったり過ごすのも良いかもしれません。
南足柄は緑豊かです。緑豊かな特色を活かした総合施設が、足柄森林公園 丸太の森。
爽やかな緑と澄んだ空気。その豊かな自然からは、せせらぎの音、野鳥のさえずり、木々を縫って走る風の音。これからの季節は、しだいに木々も紅く染まりはじめ、季節の移り変わりを感じる事ができるでしょう。
そんな丸太の森に関連する雑学をひとつ。丸太と言えば、皆さまは聞いた事があるでしょうか。「丸太を切った切り株の年輪を見れば、おおよその方角が分かる」。実はあれ、年輪と方角には関連性がないそうです。
年輪の幅が広い方が南、という話がまことしやかに囁かれていますが、そもそも年輪の幅の広さは、その樹木の重心が傾いている方向に広くなるのです。斜面に生えている木は、山側ではなく谷側に重心が傾く為、谷側の年輪が幅広くなります。そして人間は、小屋を建てたりハイキングをしたりといった活動を、南向きの斜面で活動する事が多いのです。
以上の理由から、年輪の幅が広い方が南側、という話が生まれたのだそうです。
ちなみに、年輪の幅は樹木の重心で決まりますが、年輪自体は夏と冬の成長速度の差で生まれます。東南アジアなどの熱帯地域では、年輪が存在しない木も珍しくないそうです。知っておくと、キャンプやハイキングの時ちょっとドヤ顔できます。
キャンプもバーベキューも森林浴も出来、森の中でアスレチックを楽しめる「パカブ」もある、足柄森林公園 丸太の森のHPはこちらです。
http://k-mask.jp/maruta/index.html