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金属の使い道アレコレ

本日、9月21日は「国産ロケット初打ち上げの日」です。
昭和32年のこの日、秋田県道川海岸のロケットセンターから国産ロケット、カッパー4C型の打ち上げが行われ、実験が成功しました。

そんなロケットですが、全体の構造としては、ロケット全体を加速・上昇させた後で切り離す、液体燃料が入った一段目と、一段目の両脇に取り付けられた、固定燃料が入った部分、一段目が役目を終え、切り離された後に人工衛星を軌道に乗せる為、最終調整する為の液体燃料が入った二段目。
最後に打ち上げ中に人工衛星を保護する為の衛星フェアリングという、大きく分けて三つの部品から作られています。
その部品の内、ロケット外壁・燃料タンク・衛星フェアリングの全てにアルミ合金が使われており、なんと固体燃料にもアルミニウムが使われています。何でも、アルミニウムは他の元素と比べて酸素と親和性が高く、二酸化炭素や水と言った元素からも酸素を奪って燃焼する事ができるのだとか。

わたしたちが普段飲んで分別しているアルミ缶も、もしかしたらロケットの船体や固定燃料に生まれ変わっているかも知れませんね。皆さんも、飲み終わったジュースの空き缶を見ながら「これがロケットになるかもしれないのかー」などと考えながら、是非リサイクルしてくださいね♪

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